「アグリコラ」ちょっといいはなし

仕事から帰ったら家で待っててくれた彼女が「アグリコラ*1のカードに日本語シール貼っといたよ」っていうんですよ。
もう、ゲーマーとしてこんなにうれしいことはない!
その晩はうれしくて、2人で夜中の3時までアグリコラやっちゃいましたよ。

ってあるラブラブゲーマーがいってました。

*1:Agricola '07年、ウヴェ・ローゼンベルグ作。家族を働きに出して、資源などを得て、それを使っておうちや農場を大きくしたりして、いっぱい得点を稼ごうね〜というゲーム。アクションカード360枚にウヴェちゃんの本気を見た、と同時に、カードに和訳シール貼るだけで軽く死ねる日本人ゲーマー泣かせの一品。

「PANDEMIC」とボードゲーム中継

先日、パンデミックというプレイヤーが協力して世界を救うゲームで遊びました。
世界に危険な感染症が蔓延することを防ぎながら特効薬を発見するゲームです。

「PANDEMIC」
http://www.zmangames.com/boardgames/pandemic.htm

詳しいルールは実際に遊ぶときに知った方がきっと楽しいので割愛します。
バランス的にけっこう厳しく「その一手が命取り」になるのでプレイヤー同士が協力しあい、その時その時の最善の手を話し合いながら進めていくところがとてもいいです。
世界の終末感というか、感染スピードに恐れおののく感覚とゲーム上でピンチになる感覚が似ていて、テームとシステムが同調しているんですよね。入りやすい。

ルールがシンプルでプレイ時間も短め(1時間かからないぐらい?)なところもよいですね。
その時にあの人がどういう判断をするか知りたい!と思うので、色んな人と遊んでみたいところであります。


このときは一日に2回遊んで、1回目はあと少しのところで失敗、2回目は成功してハイタッチ、でした。
遊び終わったあとに「あの時のあの判断はあれでよかったのかなー」「いや、あの時はああするしかなかったよ!」と真剣に感想戦ができるのもいいわあ。例え失敗しても何かをやり遂げた感があるわあ。
超いいゲームだわあ。


あと、この日はボードゲームで遊ぶ姿を一日動画配信していました。ゲーム盤面を動画で映し(会話も流し)、中継を見ている側はチャットでツッコミを入れられるという。
中継を見ている人からアドバイスやアンケートを取ったりして、こりゃおもしろいわいと思いました。
インターネットすごい。未来がきたよコレ。
しかし遊んでいる間はあまり意識せずいつもどおりのバカっ話を延々としていたのでありました。もっとゲーム内容に関する熱いトークなどを交わした方がいいのか。できないけど。
今度は中継を観る側をやってみたいと思います。

Kate Nash「Foundations」とボードゲーム


仕事中にFMから流れてきて好きな曲だナーと思ったのでYouTubeでチェキってみたら、冒頭に2人でボードゲームで遊んでいるシーンが出てきてワーイ。
カードとダイスとボードが映ってるけど、なんのゲームかということまではわしにはわかりませんでした。もしわかる人いたら教えてもらえるとうれしいです。
↓キャプってみた

ボードゲームの出てくるビデオクリップってさがせばもっとありそうな気がするね。

トランプゲーム「ベリシネベリシ」

昨日のKBG夜部(ボンクラどもがバーで酒飲みながらゲームする部活動)でJ・草場さんに教えてもらった、ロシアに伝わるトランプゲームでーす。簡単なルールだけどやってみると妙な面白さがあるので、もし手元にトランプがあったらそこらの人つかまえてやってみるといいネ。

  1. トランプ52枚(ジョーカーなどは使いません)から1枚だけ抜き取って誰も見ないようにしてかくしておきます。
  2. 残りの51枚をよくシャッフルして、全員に配りきって、それぞれの手札にします。人数でちょうど割り切れない場合は枚数に差が出ますが気にしなくていいです。もしこの時点でだれかの手札に同じ数字のカードが4枚そろっていたら(めったにないけど)、そのカードはいきなり公開しちゃって4枚とも捨て札にします。その人は手札が減ってラッキー!ってことで。まあ、最初なんで、配り直しにしてもいいけどネ。
  3. 最初の番の人は手札の中から好きなカードを1〜3枚選んで、そのカードの数字を宣言して、裏返しにして場に出します。「3!」とか「10!」とか。建前上は、同時に出したカードはすべて宣言した数字と同じですよ、ということになっていますが、ウソをついてもかまいません。(ただしすでに捨て札になったカードと同じ数字は宣言できません。←100%ウソだとバレバレだから)
  4. 次の番の人は以下の2つのうち、どちらかを行います。
    • (1)自分の手札から同様に1〜3枚のカードを選び、前の人が言ったのと同じ数字を宣言して場に出す。
    • (2)直前の人が出したカードがウソである、という告発をする。告発した場合、直前の人が出したカードをめくって確かめます。
      • 全部のカードが宣言したとおりの数字だった(ウソではなかった)→告発した人がこれまでに場に出ているカードをすべて引き取る。
      • 宣言した数字と違うカードが1枚でも混じっている(ウソだった)→そのカードを出した人が、これまでに場に出ているカードをすべて引き取る。
    • 引き取ったカードは手札に加えます。その際に4枚そろった数字があったら、そのカードは公開して、捨て札にします。
    • 告発があった場合は、告発した人の次の番の人が好きな数字を宣言して1〜3枚のカードを出し、再スタートします。
  5. これを続けて自分の手札を最初になくすことができたら上がり。ゲームから抜けます。これを最後の1人になるまで続けます。

「ウソを見破る」よりも「誰かが上がるのを阻止する」ところに注目するのがポイント。だいたい、あからさまなウソだとわかっていてもあえてスルーして、場にどんどんカードをためていって、取らせたい(=手札の枚数が少なくなってる)人のところまできたら告発するというパターンになります。そのために本来は4枚しかないはずの同じ数字のカードが5枚、6枚、7枚……とたまっていくのが愉快です。ひどいときは何周もしたりする。どいつもこいつもタヌキに見えてくる……! 草場さんいわく、ウソは早めについておくのがコツだとか。たしかに! 本物のカードは再び順番が回ってきて告発されそうなときのためにとっておく、とかね。「いかにウソを混ぜるか」というより「いかに真実を混ぜるか」と考えた方がしっくりくるかも。
告発の対象である直前の人の動向に注目するのはもちろんですが、告発をすると次の番の人が新たな数字でカードを出せて有利になってしまうので、こちらも気にかけておかなくてはならないのが実はけっこう悩ましい。わたしはそういうのに気を回すのが苦手で両隣の連中がさっさと上がっていった……ギギギギ。
最後の2人になると相手の持っているカードがだいたいわかるけども、最初に隠された1枚が効いてくるので、知恵くらべ感が増しておもろいです。
シンプルなルールだけど考えどころはたくさんあって、実によくできているのでした。
この手のゲームは実際にやってみて「そういうことか!」と悩ましさや面白さがわかってくるものなので、ルール読んでよくわからんくてもだまされたと思ってやってみるよろし。単純に勝ち負けよりも、そうやってだんだんいろんなことがわかってくるのが楽しいんだよねー。わかってくるうちに、2回、3回とやりたくなること間違いなしよ。
適正人数はよくわからないけど3人ぐらいいれば遊べそう。2人からでもいけるかな。われわれは6人でやりました。
(少ない人数でやるときは、ゲームが長くなりすぎるのを避けるため、あらかじめ何組かの数字を取り除いたトランプを使うとよいそうです)

「チーズのお城」ショック映像

(撮影:のぶ)
並んだ2匹が同時に落ちるって! ありえないから!
(勢いがつきすぎました)


「チーズのお城」はこんなゲームです。
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-616.html

箱絵とコンポーネントがかわゆすぎてたまらん! メロたんも即ゲットしたよ! タイルに描かれている7種類のチーズを用意して食べながら遊ぶのと、4箱を田の字型に並べて「メガチーズのお城」をやるのが俺の夢。

最近のあれこれ

すごろくやに『テーベの東』が待望の再入荷をしたんだけど、前回入荷分とジャケットが変わってた。タイトル部分が「Jenseits von Theben」だったのが「Thebes」ってなってて、対象年齢8歳以上が10歳以上に変更されてたよ。タイトルロゴ、前の版の方がよかったなァ。早く買っとけばよかったーん。早々に購入したよりめこちゃん、アナタ正解よ。
このゲーム、運の要素がかなり強いんだけど、それが遺跡発掘というテーマとよく合ってて、運の要素自体を楽しむようにできてるのがとてもいいです。運で決まるからこそ期待がふくらむし、発掘に至るまでのプロセスもあれこれと夢が広がって楽しー!ていう。コンポーネントも印刷の色がきれいで華やかな雰囲気なのもステキ(個人的にはこれけっこう重要)。あと、2人でやっても充分面白いっていうのもポイント高いです。とか書いてたらまた欲しくなってきたヨ。お値段だけがちょっときびしめなんじゃよね……7800円。でも得られる面白さの総量をテレビゲームやDVDなんかのソフトと比較すると、コストパフォーマンス的には決して悪くない! 悪くないよ! 目下のところ、お金入ったら真っ先に手に入れたいゲームNo.1はこれ。
"トラベルカルカソンヌ"改め『カルカソンヌコンパクト』もかわいらしくて、まんまと物欲を刺激されました。わりと最近、ようやく自分用に通常版を買ったばかりなのに! 得点ボードを兼ねた巾着袋がやけにカワイイんだよね。あれ、通常版用に自作してみようかしらん。お値段(2500円)も箱の大きさもお手頃なので、プレゼントによさげです。特に女の子にあげたい感じ。女の子同士の旅行でカルカソンヌでキャッキャと盛り上がるのって、すごくチャーミングだと思うー。
(追記)『テーベの東』のジャケ違いはドイツ語版とインターナショナル版の違いだってー(「Thebes」がインターナショナル版)。それについてはこのへんで語られている。でもって対象年齢は10歳以上が正式になったようだ(公式サイトより)。8歳にはむずかしすぎたんすかね。

Fatboy Slim「Champion Sound」と「クルード」


Fatboy Slim はいつも面白いビデオつくるナーと思ってぼんやり眺めていたら、カウンターの1:55あたりから見覚えのある箱が! ありゃボードゲームでねえか! わたしも遊んだことありますが「クルード(クルー)」というゲームの箱がドミノ倒しされています。その後に続けて倒されてるいくつかの箱もボードゲームぽいのですが詳細はわからず。かろうじてロゴが読めた「Operation」は昔からある手術のゲームみたいですネ。ボードゲームくわしい子ちゃん、もし、あの箱はアレだ!というのがわかったら教えてくれるとうれしーです。
(追記)「クルード」に続けて倒されているのは「モノポリー」のようですナ。


ちなみに「クルード(クルー)」は、ある館で起こった殺人事件の真相を暴く、英国生まれの名作推理ゲーム。古くからある、ド定番ゲームといえましょう。
まず「犯行現場」「凶器」「犯人」のアリバイのカードから各1枚ずつを抜き取り、誰にも見えないように袋にしまっておく。この抜き取られたカードが事件の真相となります。そして、残ったカードをシャッフルして全員に配ったところで準備完了。
自分の番になったら、サイコロをふってMyコマを移動させて、犯行現場とおぼしき部屋にたどりついたら「誰(犯人)がどこ(犯行現場、そのとき自分がいる部屋)で何(凶器)を使って殺した」と推理を宣言します。
その宣言に対して、左隣の人(時計回り進行の場合)から順に、いずれかに該当するアリバイカードを持っているかどうかを聞いていって、どれか1枚でもあれば、その時点でそれをこっそり見せられて、手番は終わり。見られるカードは一番近い人の1枚だけです。ここで見せられたカードはアリバイがあるということになるので、これを繰り返して、消去法で真相を絞り込んでいきます。もし誰も何も該当するアリバイカードをもっていないのならば、それが真相となるわけですね。というのがだいたいのルール。
自分が持ってるカード&直接見たカードの情報だけでなく、他の人が何を宣言して誰にカードを見せられたか、というのが実は重要なヒント。メモを取りながら、誰がどのカードを持っているかを推測していくのが、難しくもオモロいところです。メモの取り方にも工夫が必要で、最初はどうしていいかわらかずアワアワしますが、試行錯誤しながら自分なりの方法を見つけていくのもヨロコビのひとつじゃないかしら。
自分が推理を宣言するときも、他人には最小限のヒントで済むようにしながら、自分には有力な情報を集めようとすると、これがなかなか頭を使います。どういう推理が最も効率がいいかを常に意識する必要があります。
やってみればわかるんだけど、犯人を推理するためのルールがすげえよくできてんのよね。サイコロをふってコマを進めるってあたりは古いゲームっぽいけども。手がかりを集めて推理を進めていく感じは、「数独」とか「ピクロス」とかに近いかなー。あの手のパズルみたいに、情報を整理しながら論理的に考えを積み重ねていって答えに辿り着く、っていうのにエクスタシーを感じる人にはかなりおすすめです。レトロなイラストがかっこいいし、国内版が出てて値段もお手頃なので、頭を使った遊びが好きな洒落者たちの集まりで気軽に遊ばれるのがいい感じじゃないすかね。

このゲームについては、こちらのサイトにとても詳しくまとめてあって、面白いです。いろんなバージョンの写真も見られます。
【Cluedo/Clue/クルー】
http://www9.plala.or.jp/clue/clue/cluetop.html